水替え・足し水の必要性
前回は水槽の水作りについて記事にしましたが、水作りの期間中にも水替え・足し水が必要です!
水替え(換水)というのは水槽内の海水の一部を、新しい海水と入れ替える事です
水槽の水量によって入れ替える海水の量は変わってきます、代替水量の10%ほど入れ替えます 30cmキューブ水槽なら水量約30Lなので3L換水します(10%換水)
水替えの量や頻度に関しては水槽の状態にもよります、白点病やサンゴの状態が良くない時は多めに換水したり 頻度を上げることもあります
水作り中であれば週に1回ほどで大丈夫でしょう!
足し水とは?
もう一つ、水替えではなく足し水というのがあります
これは水槽の海水が蒸発することで海水濃度(比重)が高くなるため、蒸発した分の水を足し 海水濃度(比重)をもとに戻すということです
当然こちらは海水を足すのではなく、カルキ抜きした真水を足していきます
蒸発量は季節や部屋の室温・湿度によって変わりますが水槽の蓋を利用することで緩和できます!
どちらにせよ日々の比重のチェックは欠かさないようにしましょう、 ほっておくと気づけば比重が凄いことになっていたりします(笑)
足し水の方法ですが、カルキ抜きした水を注ぎ比重を合わせるだけです
飼育水との温度差がある場合は温度を合わせましょう!
※カルキ抜きに関してはいろんなグッズがありますが必ず海水用を選びましょう!
我が家ではカルキ抜き+バクテリア補充に効果がある海水水槽用のジクラを使っています
水替えの方法


我が家の水替えの方法について紹介していきます。 まず用意するものですが
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人工海水の素
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海水比重計
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プロホース(水抜き用具)
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バケツ(メモリ付き)
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計量計
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水差しポット(あれば)
最低限これがあれば大丈夫です、では手順を見ていきましょう!
プロホースはなくても大丈夫ですが、水替え時間短縮になるので水量の多い方は持っている方がいいですね
①まず水槽のフィルター・水流ポンプを停止します ②水槽内の海水をプロホースという水抜き用品で抜いていきます
③バケツ内の海水を捨てて、同じ量の水を用意します
④人工海水に記載されている目安を確認し、計量計で必要な海水の素を 水に溶かしていきます
※カルキ抜きが必要な人工海水では先にカルキを抜きます
⑤海水が溶けきってから比重を確認し、適正な数値まで調整します
⑥新しい海水の温度が飼育水とあまりに違う場合には温度合わせをしましょう
⑦新しい海水を水差しなどに移し、ゆっくりと注いでいきます 一気に入れると底砂を巻き上げたりしますし、最悪PHショック等も起こるので 焦らずゆっくり注ぎましょう
⑧フィルター・水流ポンプを再起動し、最後に飼育水の比重を確認します
問題なければ水替え完了です!!
初めは時間がかかると思いますが、慣れてくれば15分ほどでできます(水量によりますが…)
水量が多い場合は揚水ポンプを使用して新しい海水を注ぐとお手軽です!
我が家では余ったメガパワー6090のポンプを使っています
また水替え前に水槽の苔掃除をすることをお勧めします
アクアリウムには「水替えに勝るものなし」という名言もあるほど水替えというのは 大事なものです、面倒くさらずに頑張りましょう!!