殺菌灯から水漏れ…
ご無沙汰しておりました、仕事の都合で更新が止まってましたが落ち着いたのでその後の水槽の経過を書いていきたいと思います
早速ですがタイトル通り使用しているテトラUV120殺菌灯のハウジング(本体)から水漏れが発生しえらいことになりかけました…
我が家の水槽はダブルサイフォンオーバーフローなので
排水管→サンプ→クーラー→殺菌灯→本水槽
という経路でした、水漏れに気付いたのはかなり遅い段階だったんです…
というのもオーバーフロー水槽は本水槽内の水位は一定なので、蒸発して水量が減るのはサンプの水位なんですよね…
殺菌灯からの水漏れはそこまで大きくなかったので、初めは最近サンプの水位が下がるの早いなーって感じでした(笑)
比重を計ってもそこまで蒸発した感じではなかったのでオーバーフロー管から漏れてる? と思い点検するも異常なし…
その後確認のため排水をMAXにして水位の変化を確認するとやっぱり減っていきます…
順に経路を確認してやっと殺菌灯の水漏れに気付いたんですね(遅すぎます)
しかし水漏れ箇所はホースの差し込み口ではなく本体からでした…
原因はおそらく経年劣化とおもいます、だってヤフオクで買ったブツですので(笑)
とりあえずは殺菌灯を外して様子を見る形にしたのですが、ここでよく言われるのが殺菌灯を使用すると
・魚本来の免疫力が低下する
・菌だけでなくバクテリアも殺してしまう
という話です、これに関して我が家の水槽で起こった変化を書いていきたいと思います
病気知らずだったクマノミが白点病に…石灰藻が増殖?


殺菌灯を外して2週間ぐらい、ふとカクレクマノミのジェレミアさんをじっくり見てみると付いてました…
そう白点病です
小さな白点も出ておりウーディニウム病も併発している可能性がありました
ジェレミアさんは今まで病気知らずだったので正直ノーマークでした、エサも今までどうりに食べていましたし やはり殺菌灯を外したことが影響していると思います
・おそらく今まで殺菌灯によって少ない水準で保っていた菌が増えたこと
・殺菌灯によってその環境になじんでいたジェレミアさんの抵抗力が落ちていたことが原因だと思います
このことから殺菌灯によって魚自体の免疫力が下がるというのは確かだと思います
しかし殺菌灯の効果が大きいことも分かりました、もし殺菌灯を使用している水槽で外そうと考えられてる方はご注意ください
小さい魚達にとって急な環境の変化はやはりダメですね、外すとしても殺菌灯の使用時間を長いスパンで減らしていき魚の免疫を徐々に上げていく方法がいいかと思います!
なぜか石灰藻が増加
殺菌灯を外してから石灰藻が急に増えてきました、今まで徐々にライブロックが白化していたのですが、外してから水槽のガラス面に石灰藻が目立つようになりました
これに関しては原因はわかりません(笑) 殺菌灯によって死滅していたバクテリアが外したことによって増えた?
それによって水槽内のバランスが変わったのかもしれません
断言は一切できませんが、ちょうど自作したプチリフジウムも安定してきた頃なのでそちらの影響かもしれませんね
殺菌灯による予防効果は高い 使用をやめる際は細心の注意を!!
今回の件で殺菌灯のメリット・デメリットが分かりました
病気の予防には効果がありますが使用をやめる際は注意ですね!
同時に定期的な点検・ランプの交換も大切です
魚の病気に関しては殺菌灯のような器具を使用するのも一つの手ですが、やはりまずは安定した水質・ろ過容量・魚がストレスを感じにくい環境が大切だと痛感しました