2万3千円の格安LEDシステムライトのレビュー!UVも搭載しているDSunY LEDライト

米アマゾンで購入したDSunYシステムLEDライトが届きました!

前の記事で紹介した2.3万円(197$)システムLEDのレビューです!

格安システムLEDライトを購入しました!DSunY システムLED

注文したのが12/25日、アマゾンの表示には1月中~末に届くよ!

と書いていましたが届いたのがなんと 12月31日(((;゚Д゚)))

 

配達元がUSPS(アメリカ合衆国郵便社)で、非常に時間がかかるという噂を聞いていたのですが…

嬉しい誤算ですね、年末だったからなのか分かりませんが不意打ちに近い形で大晦日に届きました(笑)

 

郵便局の方も戸惑ってましたが、とりあえず開封していきます!

うん、付属品に欠損もないし梱包状態も良好! 日本的な過剰包装もなく必要最小限で上手くまとまってますね(*´▽`*)

ライトユニットが2つ、コントローラー1つ、ライトユニット用のアダプターが2つ、吊り下げワイヤー等揃ってますね

取り扱い説明書は当然英語です、表紙にはWi-Fiモデル用のアプリダウンロードコードが載ってますが今回購入したモデルには関係なし

 

取り合えず動作確認と使用方法を探っていきます!ライトユニットにアダプターを差し込みコンセントへ…

ここでコンセントプラグですが日本のプラグ形状と同じです、しかしアース用のプラグが付いているのでタップ等使わないと使用できません!

今回はタップが家にあったので無事使用できました。

こういうアース対応電源タップがあると拡張性があって便利です

4つのチャンネルを設定可能!

とりあえず付属のワイヤーを使用して吊り下げ動作確認をします

配線に関しては難しいこともなく、英語の説明書を見なくても大丈夫でした(多分)

少し不安でしたがコンセントに差し込めばちゃんと点灯しました!

このシステムLEDは4つのチャンネルに分かれていて、それぞれの出力を0~100%で時間ごとに調整できる仕組みになっています

参考までにLEDレイアウトがこちら

こんな感じで4チャンネルに分かれていて、それぞれの出力を調整する形ですね!

UVを強く当てたければチャンネル2の出力をあげたり、青系の色合いにしたければチャンネル3を強くしたりといった具合です

動作確認ができたのでいざ水槽に設置!

うん、意外とコンパクトでいい感じ!

とりあえずいきなり100%で点けるとサンゴにダメージがあるかもしれないので各チャンネルを20%で初日は様子をみました

しかし20%でもかなりの明るさです!

ただ白系のLEDが多いのでどうしても青系の照明にはならないですね~、一応補助灯具としてボルクスの24Wディープブルーをひとつ点けています

プリセットと各モード

次の日からいよいよシステムLEDの性能を引き出すべくいろいろと弄っていきます!

このシステムLEDにあらかじめ設定されているプリセットモードは…

まず時刻の設定を行い、その後ライトを3つの用途から選択します

1、海水水槽(マリンタンク)

2、淡水水槽(フレッシュウォータータンク)

3、野菜・植物(ベジタブル・プラント)

ここは当然1の海水水槽です、というか野菜って…(笑)

まぁそれだけ自然光に近いライトということでしょうか?

さてここから選択した海水水槽用のプリセットです

1、4シーズンサイクル(日付と同期して4季の光量の変化を再現)

2、コーラルフラッギング(サンゴ育成に効果的なモード)

3、スローアクリメーション(直訳すると”ゆっくりと順化させる?”)

4、ファストグロウ(サンゴの成長を早める)

5、ビビットカラー(色揚げ・色彩を上げる?)

これらの5つのプリセットから一つを選ぶ形ですね、4季を再現するモードだと魚の繁殖にも繋がったりするのかな?

このモードから選んだ後に今度はムーンライトの設定を行います!

こちらは日付と同期して月齢を再現したムーンライトがプリセットされてます、上記の5つのモードで日没後はこちらのムーンライト設定に自動的に移行するみたいですね

これと4季のモードを組み合わせればやっぱり魚の繁殖にも効果あるかもですね!

自分で設定、プログラミングモード

次は自分で設定するプログラミングモードです!

こちらは4チャンネルのLEDの出力をそれぞれ時間ごとに設定できます

こちらで設定すれば自分の生活サイクルなんかにも合わせることができますね

またサンゴによってUVを抑えたかったり、青系の色合いを強くしたい場合にはこちらで調整できますし、先ほどのプリセットモードからも弄りたい部分だけ変更することもできるのも便利!

時間の設定ポイントは8か所あります、分かりにくいですが設定の例としては :チャンネル1(白系の色)

①6:00 0%

②9:00 50%

③12:00 100%

④14:00 70%

⑤17:00 40%

⑥19:00 10%

⑦20:00 0%

⑧0:00 0%

ってな具合です、ここで注意点としては①と②の部分!

この設定は6時から徐々に点灯し9時になると出力が50%になるということです

ここの①を間違って0:00にしてしまうと深夜から点灯し4:30ごろに25%の点灯してしまうので注意です!

要は消灯時刻と点灯開始時刻の設定が大切ということですね !

設定ポイントは8か所あるのでかなり自由に設定できます、単純に日の出6時・13時にMAX点灯・18時に消灯したのであれば

①6:00 0%

②13:00 100%

③18:00 0%

にするだけでOKです!

これらのプログラミングを4つのチャンネルで設定します、めんどくさそうですが実際やってみると操作性も良いのでそれほど苦にはなりません

我が家の水槽では18:30~19:30までの間は青系の色だけにして帰宅後にサンゴの蛍光色を鑑賞できるように設定しています

Wi-Fi機能付きならスマホアプリからもっと簡単に操作できるかもしれないですね!

天候も再現!?曇り・嵐・雷の設定

このシステムLEDではなんと気候、曇り・嵐・雷の再現ができます(笑)

これはどのモードでも設定でき、プログラミングモード同様に現象が発生する時刻を設定できます

曇りは6か所、雷・嵐は3か所で設定できます、それぞれ現象の強さ・持続時間を設定します

「弱・中・強」「3~15分」って感じ

使ってみた感想ですが、曇りは白系のチャンネルが設定した強さによって出力が下がります

雷も同様に白系チャンネルが点滅(最初は初期不良化と焦りました(笑)

嵐は今のところ使ってないので分かりません…

この辺のモードはやっぱり魚がびっくりすることもあるので微妙な感じですね、曇りを弱で使用するくらいでいいかもしれないです

実際どうよ?格安システムLED!

長くなりましたがここからは使ってみた感想です!

送料込みで3万円以下のシステムLEDですが、使ってみた感想としては結構自由度もあっていいんじゃないでしょうか?

ポテンシャルでは高価で有名なシステムLEDには及ばないでしょうがUV搭載で様々な機能もあるためスポットLED多灯と比べると管理もしやすい

大型水槽では結果的にコストパフォーマンスもいいかもしれないですね!

不満点としては出力1%でも結構明かるいので寝室に水槽がある方はムーンライトを使用すると睡眠に支障が出るかもしれません(笑)

あとはすべて100%にすると白系が強く出るイメージなので、一般的な海水水槽のブルーを求める方は自分で設定する必要があることですかね~

我が家のように仕事終わり、家にいる少しの時間を青系のライトに設定したりすれば解決しますが…

という感じで格安システムLED、いかがだったでしょうか? もちろん今後のサンゴの変化次第ですが個人的には気に入ってます(笑)

メタハラと交換する形になりましたが今後どうなっていくか追って記事にしたいと思います!

※2018年9月13日追記   こちらのシステムLEDライトですが使用から1年ほどで故障しました…

 症状としては常に点滅を繰り返すという非常にサンゴにとってよろしくない状態でした  

幸いスポットLEDを補助で使用していたので事なきを得ましたが、やはり安い物なのか外れを引いてしまったのか…

最近だと国内でもサンゴ水槽用システムLEDも充実してきていますので

2万円後半を出すのであればもう少し奮発して保証が付く物を買ったほうがいいと思います(切実)

お店で見た中では

[maxspect LEDライティングシステム]

がコスパが良くて綺麗でした!

 

お値段はやはり高いので予算との兼ね合いですが、ポイントなどを加味すれば海外品を買うよりは賢いと思います!