初期費用3万円で始める海水水槽!「水槽を立ち上げよう!」

いざ水槽の設置・立ち上げ!

前回まとめた最初に必要な器具がそろったらいよいよ水槽の設置と立ち上げです! 楽しい時間の始まりです! しかしここで焦って失敗しては元も子もないので落ち着いてゆっくりと作業していきましょう!

水槽の下準備

①まずは購入した器具を確認しましょう!

まず始めに揃えるもので購入した器具を確認しましょう 通販等でまとめて購入した場合は納品書と届いたものを見ながら不足がないかチェック 特に水槽本体は傷がないかこの時点で確認しましょう、セットしてからだと大変です。  

②水槽(他の器具も)を洗いましょう

次に使用する水槽や器具を水で洗いましょう、ただ洗う際に絶対洗剤等は使用しないでください!
私の先輩アクアリストは水替え時に使用したバケツに洗剤が残っていたため翌日水槽の魚が全滅したそうです… (どうやら嫁さんが洗濯のつけ置きでバケツを使用し、軽く水洗いしただけだったそうです)

 ですので水槽器具は水道水だけで洗いましょう

 

③水槽の設置

次にいよいよ水槽の設置です、水槽台を使用する方は説明書通りに組立てた後ガタツキなどないか確認しましょう 水槽の壁紙・バックスクリーンを使用する方はこの段階で貼り付けましょう バックスクリーンの綺麗な貼り方はチャームさんが動画で紹介してくれています   貼り終わったら水槽を設置していきます 水槽にはだいたい付属品で防振マットがついてきますので、マットを敷き水槽を乗せます    
水槽を壁際に設置する際は壁から少なくとも10cmは隙間を開けておきましょう 開けておかないとコンセントなどの配線やフィルターなどのホース類が通せないからです 私は最初にこれを忘れて非常に苦労しました…
  コトブキの水槽台だとオーバーフロウ用に空いた穴から配線などを通せるので便利でした  

④底砂の投入

水槽を設置したら次に底砂の投入です、ライブサンドを使用する方はそのまま底面に敷いていきましょう 乾いた底砂(サンゴ砂)を使用される方は軽く水洗いして汚れを取った後に入れましょう

(底砂は多少厚く敷いても海水を入れると馴染んで初めよりは薄くなります)

 

⑤人工海水を作る

次に人工海水を水槽に必要な分だけ作っていきます 市販のバケツを水洗いし、水道水を入れていきます(バケツの内側の目盛りを見よう) 人工海水のパッケージに書いている分量を投入し、完全に溶けるまで攪拌します (冬場など水温が低いと溶けにくい場合がありますので、ヒーターを使用するといいでしょう)   溶けた後に海水濃度比重計を使用し比重1.023になるように調整します(1.023より低い場合は人口海水の素を足す・高い場合は水を足す) 最初は水量が多いので10リットル程度作っては水槽に入れていきます、海水を入れる際は底砂を巻き上げないように優しくゆっくり注いでいきましょう 水槽の8分目くらいまで海水を入れて、最後にもう一度水槽内の海水の比重を確認しましょう  

⑥フィルターなどの機器をセッティングする

海水を入れ終わったら「フィルター・照明・水温計・プロテインスキマー・ヒーターなどの機器」を説明書を見ながらセッティングしていきましょう 水槽内に入れる機器や海水が通るものは水洗いしてから取り付けていきます ひとつづつ電源を入れて動作を確認しましょう、問題なければ各機器を運転させます   照明器具はプログラムタイマーを使用して自動でON/OFFできるように設定します 照明を点ける時間は魚やサンゴを導入するまでが「1日4~5時間程度」に設定しておきましょう(長すぎるとコケが増えます)

⑦ライブロックのキュアリング

これは上記のようなライブロック(岩)を使用する場合になります ライブロックにはたくさんの微生物が付着しており、これらのお陰で水質の維持が促進される「ある意味一つの生体」です しかし通販などで購入した場合は輸送の際に一部の微生物は死んでしまいます、この死んでしまった微生物を取り除く作業が「キュアリング」と呼ばれます  
このキュアリングを怠ると水槽に微生物の死骸が大量に入り水質が悪化し、ライブロックに残っていた微生物も死亡する… という悪循環になり最悪水槽の立ち上げ失敗につながります

キュアリングの方法

・まずバケツなどにライブロック全部が浸かる量の人工海水を作りライブロックを投入します   ・エアーポンプを使用しエアレーション(海水内に酸素をおくる)を行います、またヒーターやクーラーを使用し水温を25℃前後に保ちます   ・水流ポンプやフィルターなどを使用しバケツ内の海水を攪拌する、プロテインスキマーもあれば効果的です
  キュアリングを初めて1時間が経った頃にバケツの海水をすべて新しい海水に入れ替えます、これは輸送直後が一番微生物の死骸が多いためです その後は6時間毎を目安に同様の換水を行い、ライブロックに付着している死骸を取り除いていきます   キュアリングの時間は人によって色々意見がありますが、ライブロックの量が多いほど長く時間をかけた方がいいです 私は土日を利用して実質30時間程度キュアリングしたのちライブロックを水槽に入れました   またキュアリングしているとライブロックに潜んでいたいろんな生物が出てくることがあります カニやシャコなど、水槽にとって有害な生物もいますので確認した上で取り除きましょう キュアリングが終わりライブロックを水槽内にいれてレイアウトを組めば完了です!   周りを片付けて、水槽の照明を点けてみましょう! 苦労した分とても感動的な水景が見れると思いますし、これからどんな水槽にしていきたいか考えながら眺めるのもいいですね! 最後にフィルターやホース類から水漏れが無いことも確認しましょう

立ち上げ・設置が終わってからは水作りの期間

水槽の設置・立ち上げが無事完了したら”魚を入れたい気持ちをグッと堪えて”水作りに専念します 水作りというのは水槽内の微生物やプランクトンを増やす期間の事です、増えた微生物は海水だけでなく底砂や岩の中に定着し水質を浄化してくれます  

「水作り」は水槽の浄化能力をレベルアップする期間ですね

この期間は週に一回程度水替えをしながら水温の変化・海水濃度の変化を確認します

  水作り期間はつまらないかもしれませんが、じっくり目を凝らしてみると小さな生物を見つけたり結構楽しいですよ また時間が経ってくると茶色いコケが増えてくると思いますが、これは水質が安定してコケが繁殖できる環境になったということなので安心してください   長くなりましたが「水槽立ち上げ」はこれにておしまいです! 水作りの期間は短くても2週間は取っておきましょう、水質が安定していないとせっかく魚を入れても死んでしまいます… 今後のアクアリウムライフを満喫するためにもここは頑張って堪えましょう!